不倫の代償

今年の6月からLGBT理解増進法が施行された。

 

私の周りにはLGBTの方はいない(いるとしてもカミングアウトしていない?)ので、実感が湧かない。

 

それなりの年齢になってまだ独身を貫いている男性は何人かいる。

 

佇まいや嗜好の傾向、話し方を見てみると、Gの可能性があるように思われる人もいる。

 

兎に角今は、多様性を認める社会になってきているから、こういう人たちにとっては暮らしやすい社会になったといえる。

 

当事者の立場になれば、喜ばしいことこの上ないかと思う。

 

しかし、芸能人をはじめとする不倫に関しては、年々マスコミや世論は攻撃的なものに進化している状況。

 

家庭に入って子供でも出来、長く四六時中パートナーと生活していると、まあ性欲を持て余し気味になるのは必然的なこと。

 

男性の場合、生理的な欲求が定期的に溜まるので、何かしら処理する必要に迫られる。

 

自慰行為は手っ取り早いものの、自己完結する行為であることから、これでは物足りない人は多い。

 

続いて風俗店に行く選択肢もある。

 

まず金銭のやり取りが発生するため、手持ちの現金に制約がある場合、店に行くことは不可能である。

 

又、風俗店では、性病に罹患するリスクがある。

 

罹患した場合、家庭のパートナーに感染させてしまった場合、離婚に繋がることが予想される。

 

通院時に費用がかかること、金銭を伴う性行為であるため、恋人と行う行為と比較した場合、疑似恋愛に基づく性行為となるため、精神的なものを求める人にとっては、物足りないものになる。

 

但し、風俗嬢も一人の人間なので、客によっては感情移入して、ガチンコに近い行為に及ぶことはある。

 

次に市井にいる異性と合意の上で関係する選択が存在する。

 

この素人の異性と既婚者が繋がりを持つ場合、前述の代替行為をはるかに上回るリスクが存在するのは言わずもがなである。

 

離婚、慰謝料、社会的地位の剥奪、失職などの大きなリスクが存在するのである。

 

しかしこの不倫行為を選択せざるを得ない場合、人は何に留意して相手を選択する必要があるのだろうか。

 

今後、そのあたりについて思ったことを記載してみたいと思う。